首元にあてた瞬間に「冷やッと」する感覚は本物だ。その秘密は、小型冷蔵庫などにも使われる半導体素子であるペルチェ素子の採用にある。電気を通すことで片面が発熱し、反対側が急激に冷却される仕組みだ。外気温からマイナス10度以上も表面温度が下がるプレートが直接皮膚に触れるため、猛暑の屋外でもダイレクトに涼しさを体感できる。
「保冷剤のように溶けてぬるくなる心配がない」「スイッチを入れてわずか数秒で氷を当てられたような冷たさが広がる」といった声が相次ぐのも頷ける。ただし、ファンの排熱が首の後ろ側にこもる場合があるため、髪の長い人や密着度の高い衣類を着ている場合は工夫が必要だ。とはいえ、従来の扇風機型ギアとは一線を画す圧倒的な冷却パワーが、期待を裏切らないことは間違いない。