ネット上の掲示板やSNS、知恵袋で最も紛糾しているのが「騒音トラブル対策」の甘さによるトラブルです。「音出し可能深夜会場」と検索して予約したにもかかわらず、実際に入室してみると「21時以降は声量を抑えてください」「ジャンプや楽器演奏は禁止」という注意書きが掲示されている事例は珍しくありません。
都内のスペース運営会社関係者は、現場の台所事情を次のように明かします。
「雑居ビルに入居するスペースの場合、上層階や隣接ビルが一般住居であるケースが多々あります。昼間は商業地域の騒音に紛れて問題化しなくても、深夜2時を過ぎると都市の環境騒音は30デシベル以下まで低下します。その静寂の中では、室内で談笑する声やスマートフォンのスピーカー音すら外壁や換気ダクトを伝って響き渡り、即座に110番通報される原因になります」
実際に、利用者のリアルな口コミ評判を検証すると、「夜中のゲーム大会で盛り上がった歓声が原因で、警察官が臨場。オーナーから電話で即時退去を命じられ、利用料金も一切返還されなかった」という手記が散見されます。密閉された空間であっても、換気扇やサッシの隙間から漏れ出す高音域の音波は防ぎにくいため、真の意味で「オールナイトで音を出せる会場」を探す場合は、地下立地・二重防音扉・完全防音仕様の明記を必須条件としなければなりません。