材料を完璧に計量しても、型へ敷き詰める工程が甘いと強度は生まれません。ここで活躍するアイテムが、底が平らなコップや計量スプーンです。
生地を型に入れたら、まずはスプーンの背で全体へ均等に広げます。その後、ラップを上からふんわりとかぶせ、底がフラットなグラスの底面を使って体重をかけるように真上からしっかりと押し固めていきます。特にタルト型の角(底と側面の境目)は隙間ができやすいため、指の腹や小さなスプーンの先端を使って入念に押し込みましょう。
フィリングを流し込んだ後も土台のサクサク感を長持ちさせたい場合は、冷蔵庫で冷やし固めた土台の表面に溶かしたホワイトチョコレートを薄く塗るというプロの裏技が極めて有効です。油分の膜がバリアとなってクリームやフルーツの水分移行を遮断し、時間が経っても焼きたてのようなクリスピーな歯ざわりを維持できます。