「マウントレースイスキー場は今、本当に営業しているのか?」という疑問を抱くスキーファンは少なくありません。結論から申し上げますと、マウントレースイスキー場は2026年シーズンも万全の体制で営業中です。この名門ゲレンデが歩んできた激動の歴史と、現在の運営体制の真実を整理します。
発端となったのは2026年12月、当時の中国系親会社のもとでスキー場とホテルを運営していた「夕張リゾート株式会社」が、新型コロナウイルス感染拡大によるインバウンド蒸発と巨額の負債(負債総額約5億円)を理由に自己破産を申し立てたことでした。夕張市の冬の経済を支える中核施設が突然の閉鎖に追い込まれた出来事は、地元自治体のみならず全国のウインタースポーツ界に大きな激震を走らせました。
しかし、名門の火は消えませんでした。スキー場の存続を強く望む地元夕張市民やファンの声、そして観光再生を目指す民間企業が立ち上がります。都内の不動産開発会社「株式会社ツキノモーム」が受け皿となり、新法人「夕張リゾート株式会社」を設立して事業を譲受。施設点検やリフト設備の安全確保を迅速に進め、翌2026-2026シーズンには奇跡的な営業再開を果たしました。
2026年現在、マウントレースイスキー場および直結する「ホテルマウントレースイ」は、過度なインバウンド依存から脱却し、国内のコアなスノースポーツ愛好家やファミリー層を主軸に据えた堅実なリゾート経営を推進しています。営業期間は例年12月中旬から翌年3月下旬(積雪状況により4月上旬まで延長あり)となっており、今シーズンも豊富な天然雪に恵まれた営業が続いています。