『Pale Blue』は、北川景子と永山瑛太が主演を務めたドラマ『リコカツ』のために書き下ろされた楽曲です。米津玄師自身、長編のドラマタイアップにおいて真正面から「ラブソング」を手がけるのは極めて珍しい試みとして大きな話題を集めました。
当時のインタビューにおいて米津は、ドラマの「離婚から始まる恋」という一風変わったコンセプトに強いインスピレーションを受けたと語っています。互いに惹かれ合いながらもすれ違い、一度は関係を解消しようとする大人たちの葛藤。そこにあるのは単なる甘い恋愛感情ではなく、「生活や価値観の摩擦によって生じる痛み」でした。劇中のクライマックスで絶妙なタイミングで流れ込むイントロの美しさは、物語の切なさを何倍にも増幅させ、視聴者の涙腺を刺激し続けました。