関西プリンスリーグを語る上で避けて通れないのが、「降格枠の玉突き(ドミノ倒し)現象」という制度の盲点です。
一般的なファンの間では「下位2チームが降格」という単純なルールだと思われがちですが、実際にはプレミアリーグWESTに所属する関西勢(ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、セレッソ大阪、京都サンガ、履正社高校など)の成績に直結しています。
仮に、プレミアリーグWESTから関西のチームが2チーム降格してきた場合、その受け皿となるプリンスリーグ関西1部からの降格枠が増加します。結果として、プリンス1部で年間7位や8位と健闘したチームであっても、プレミア勢の降格数次第で2部へ自動降格となってしまう事態が発生します。さらにその煽りは2部から府県リーグへの降格枠にも波及します。
この「降格枠の連鎖」こそが、関西プリンスリーグを最後まで一瞬たりとも気の抜けないサバイバルリーグたらしめている真の理由です。