阪神淡路大震災のマグニチュードと震度7の真相|M7.3直下型の教訓

阪神淡路大震災のマグニチュードと震度7の真相|M7.3直下型の教訓

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阪神淡路大震災の発生日時は1995年(平成7年)1月17日午前5時46分。淡路島北部(北緯34度36分、東経135度02分、深さ16km)を震源として発生しました。気象庁が定めた正式な地震名称は「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」、これによって引き起こされた大規模な災害を政府が「阪神・淡路大震災」と閣議口頭了解して名付けました。

この地震の規模を示すマグニチュードはM7.3(発生直後はM7.2と速報され、2001年の気象庁マグニチュード算出基準改定に伴いM7.3へ見直し)でした。震源の深さがわずか16kmと非常に浅かったため、エネルギーが減衰しないまま真上に位置する神戸市街地や阪神間、淡路島を直撃しました。

内閣府の確定報によると、被害規模は死者6,434名、行方不明者3名、負傷者43,792名、全半壊家屋は24万9,180棟に達しました。犠牲者の約8割が「家屋倒壊や家具の転倒による圧死・窒息死」であり、都市型震災の恐ろしさを浮き彫りにしました。

当時、気象庁の体感観測による発表では神戸と洲本で「震度6」とされていましたが、その後の現地調査によって神戸市須磨区から西宮市に至る帯状の地域(いわゆる「震災の帯」)などで、1948年の福井地震を機に新設されて以来一度も適用されていなかった最大震度7が初めて適用されました。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。