食べた物は胃で何時間滞留する?肉と炭水化物の差と胃もたれ防止策

食べた物は胃で何時間滞留する?肉と炭水化物の差と胃もたれ防止策

食べた物は胃で何時間滞留する?肉と炭水化物の差と胃もたれ防止策について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

ステーキや天ぷら、ラーメンを食べた後に長時間の満腹感や不快感を覚えるのはなぜでしょうか。その答えは、脂質の胃内滞留時間の長さにあります。

胃に入った肉の消化時間は胃の中で平均4〜5時間、サシの入った牛肉や揚げ物になると6時間近く留まるケースも珍しくありません。脂質が十二指腸に到達すると、「コレシストキニン」と呼ばれる消化管ホルモンが分泌されます。このホルモンには十二指腸へ食べ物が一気に流れ込むのを防ぐため、あえて胃の運動にブレーキをかける働きがあります。

つまり、脂っこい食事をとると胃もたれの原因となる「胃の排出遅延」が意図的に引き起こされるのです。さらに、油の過剰摂取は胃食道逆流症(逆流性食道炎)を誘発し、胸やけや酸っぱい液体が口に上がってくる症状を引き起こす大きな要因となります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。