逮捕やメディアでの弾劾だけで問題が解決するわけではない。違法薬物の真の恐怖は、脳に刻まれる深刻な依存性にある。厚生労働省は薬物依存症を孤立の病と位置づけ、治療やリハビリテーションの支援体制を整備しようと試みている。
しかし、一度薬物に手を染めた人物が社会復帰を果たすまでの道は極めて険しい。芸能界という特殊な環境下では、孤独感やプレッシャーから再び手を出してしまう負の連鎖を断ち切ることが難しいためだ。再犯防止に向けた専門的な医療機関との連携や、業界全体での包括的なメンタルケア体制の構築が急務とされている。