現在、購入検討で最も3ナンバーと5ナンバーの選択が問題になるのが、子育て世代に人気の「Mクラスミニバン」市場です。ホンダのステップワゴン、日産のセレナ、トヨタのノア・ヴォクシーはいずれも熾烈な開発競争を繰り広げています。
かつては標準仕様を5ナンバー枠(全幅1,695mm)に収め、エアロパーツを装着した上位グレードのみを3ナンバー(全幅1,730mm前後)として作り分ける手法が主流でした。しかし近年は衝突安全基準の厳格化や室内空間の横方向のゆとりを確保するため、ノア・ヴォクシーやステップワゴンのように全車3ナンバー化へと踏み切る車種が増えています。
その中で日産セレナなどは、標準グレードでしっかりと5ナンバーサイズを維持し、都市部の狭小スペースや立体駐車場を利用するユーザーの受け皿となっています。室内長や乗車定員は3ナンバーも5ナンバーも大差がないため、「自宅周辺の道幅」や「駐車場のパレット幅」が最大の選定基準となります。