Q1:ハムストリングが硬いかどうか、自宅で一瞬で見分ける方法はありますか?
A1:仰向けに寝て、片脚を伸ばしたまま天井へ持ち上げる「SLRテスト」が最も簡便です。膝を曲げずに持ち上げた際、床との角度が70度未満で太もも裏が突っ張る場合は明らかに硬縮しています。また、立った状態で膝を曲げずに前屈し、指先が床に全く届かない場合も柔軟性不足のサインです。
Q2:ストレッチは「朝」「お風呂上がり」「運動前」のいつ行うのが最も効果的ですか?
A2:静的な柔軟性を高める目的であれば、身体の深部体温が上がり筋膜が緩んでいるお風呂上がりが最も効果的です。一方で、運動直前の静的ストレッチ(長時間のキープ)は一時的に筋出力を低下させる可能性があるため、運動前は足を前後にスイングするような「動的ストレッチ」、就寝前やお風呂上がりには「静的ストレッチ」と使い分けるのがベストです。
Q3:太もも裏を痛めてしまった場合、温めるべきですか?冷やすべきですか?
A3:受傷直後(急性期:24〜48時間)で熱感やズキズキとした激痛、腫れがある場合は、患部の炎症を抑えるため適度にアイシングを行い、安静を保ちます。受傷後数日が経過し、鋭い痛みが引いて慢性的な重だるさや突っ張り感へと移行した段階(慢性期)からは、入浴や温熱パッドで血流を促し、組織の治癒と柔軟性回復を図るのが基本です。