保護猫や拾った猫の場合、正確な誕生日がわからないケースが少なくありません。動物病院で獣医師に確定診断を受ける前でも、いくつかの身体的特徴をチェックすることで大まかな月齢を推測できます。子猫の月齢の見分け方として注目すべきポイントは「目の色」「歯の生え方」「へその緒」「運動能力」の4点です。
生まれたての子猫の瞳は、メラニン色素が沈着していないため全員が青灰色(キトンブルー)をしています。生後6〜8週頃から徐々にその猫本来の目の色(アンバー、グリーン、イエローなど)へと変化していきます。また、生後3〜5日でへその緒が乾燥して自然に脱落し、生後2〜3週で前歯(切歯)、生後3〜4週で犬歯、生後5〜6週で奥歯(臼歯)が生え揃います。
なお、子猫ごとの成長スピードの違いには個体差や品種差が存在します。一般的な短毛種の和猫や雑種は生後1年で成猫体型になりますが、メインクーンやノルウェージャンフォレストキャット、ラグドールといった大型猫種は、2〜3年かけてゆっくりと骨格が完成します。また、メスに比べてオスの方が筋肉量が多く、最終的な体重もひと回り大きくなる傾向があります。