武道館に通い慣れた来場者の証言やSNSコミュニティの検証データを分析すると、公式案内には記載されないリアルな現場風景が浮かび上がってきます。
「2番出口の階段は、開場直前になると前の人の背中しか見えない超すし詰め状態になる。初参戦の友人を連れて行くときは、あえて3番出口や4番出口から地上に出て、靖国通りの横断歩道を渡るルートを使っている。信号待ちはあるが、地下の酸欠状態を回避できて圧倒的に快適だった」(30代・音楽ファン手記より)
さらに見逃せないのが「日本武道館の座席の見え方」に関する構造的特徴です。八角形のすり鉢状構造を持つ武道館は、どの席からでもステージとの直線距離が比較的近いというメリットがある反面、2階スタンド後方席(通称:天空席)は最大傾斜角が約38度にも達します。これはスキージャンプ台の滑走路に匹敵する急勾配であり、高所恐怖症の方や不慣れな方は立ち上がった際に足がすくむほどの高低差を感じます。座席へ向かう階段の昇降も急であるため、開演前の着席には十分な余裕を持つ必要があります。