今期の業績を裏で支えた隠れた主役が、全社を挙げて推進されてきた「Rakuten AI」の本格導入だ。カスタマーサポートの自動化、広告クリエイティブの自動生成、物流拠点の在庫最適化にAIを徹底活用した結果、販売管理費の削減効果は数百億円規模に達している。
三木谷浩史会長兼社長が提唱してきた「AIによるオペレーション効率化30%向上」という野心的な目標は、現場レベルで実証されつつある。人件費や外注費の抑制が直接的に営業利益率を押し上げる構図が完成しており、テクノロジー投資が単なるコストではなく実利を生むフェーズへと完全に移行した。