脱退後の展開は驚くべきスピードで進展しました。2023年7月、平野紫耀と神宮寺勇太が滝沢秀明氏の率いる「TOBE」へ合流。同年9月末に映画プロモーション活動を完了して退所した岸優太が10月に合流し、新グループ「Number_i」の結成が発表されました。
Number_i結成経緯において特筆すべきは、全米最大級の野外音楽フェスティバル「コーチェラ(Coachella Valley Music and Arts Festival)」のステージへの出演を果たすなど、当初掲げていた「世界へのアプローチ」を有言実行している点です。海外リスナーからの反響も大きく、ストリーミング再生数や海外メディアでの露出は、旧来の事務所システムでは成し得なかった速度で拡大しています。
一方のキンプリ2人体制の現在も極めて順調です。永瀬廉と髙橋海人は「King & Prince」の看板を背負い続け、2024年には自身らが出資する独立マネジメント会社「King & Prince株式会社」を設立し、STARTO ENTERTAINMENTとグループ契約を結びました。永瀬の俳優としての主演作ラッシュや、髙橋のダンスパフォーマー・作家性あふれるクリエイティブ活動により、グループのプレゼンスは強固なまま維持されています。
ファンの心理も、発表当初の悲嘆と混乱から大きく変化しました。SNSやコミュニティ掲示板(知恵袋、Xなど)を分析すると、分裂直後に見られた「なぜ裏切ったのか」「事務所の圧力ではないか」という攻撃的な論争は沈静化しています。2026年現在の世論は、「2つに分かれたことで、結果的に聴ける音楽の幅が2倍に広がった」「どちらも自分の選んだ道で輝いている」という受容と応援のフェーズへと完全に移行しています。