中途採用市場においても、実務資格の存在感は増すばかりだ。特に事務職、営業企画職、カスタマーサクセス職など、非エンジニア職種におけるデジタルスキルの証明として強力な武器になっている。
人材紹介大手のアナリストによると、就職・転職活動で実効性を持つのは「3級」以上だという。3級以上を取得していれば、基本的なOffice操作はもちろん、データ処理や情報セキュリティに関する実務知識を備えているとみなされる。さらに「2級」に達すれば、部門内のICT活用推進や業務フローの改善をリードできるレベルとして、キャリアアップや年収交渉においても優位に動くことができる。
「履歴書にただ『パソコン操作可能』と書く時代は終わりました。客観的な指標でどの程度の作業スピードとトラブル解決力があるかを示すことが、内定を勝ち取る決定打になっています」とアナリストは分析する。