結論から述べると、クリプトン・フューチャー・メディアが提示する初音ミク 髪色 公式の見解は「ブルーグリーン(Blue Green)」、あるいは「ターコイズグリーン(Turquoise Green)」と定義されています。つまり、単なる「緑」や「青」の二者択一ではなく、両者の美点を兼ね備えた青緑系の鮮やかなトーンが正式な位置づけです。
この独特な色調が選ばれた初音ミク 髪の色 理由には、電子楽器の歴史と直結する明確な開発背景があります。キャラクターデザインを手掛けたイラストレーター・KEI氏に対し、企画担当者が提示したオーダーは「次世代の電子楽器としてのビジュアル」でした。そこでモチーフに選ばれたのが、1983年に発売されFM音源ブームを巻き起こした伝説のデジタルシンセサイザー「YAMAHA DX7」です。
DX7の操作パネルに印字されていた特徴的な青緑色のラインやメンブレンスイッチのカラーリングこそが、初音ミクの髪色および衣装のアクセントカラーの直接のルーツとなっています。無機質なハードウェアのカラーを、少女の髪という有機的なパーツへ落とし込むことで、「歌うソフトウェア」という先鋭的なコンセプトが見事に視覚化されました。