2026年現在、彼が主導しているのが「政策立案・推進プロジェクト」の立て直しと拡大だ。本誌の取材に対して永田町関係者は、「中曽根氏の強みは、派閥や年次を超えて政策通の若手を巻き込む力にある」と明かす。従来の与党内議論は硬直化しがちだったが、デジタル技術の利活用や若年層の経済的支援など、喫緊の課題に対してスピード感を持って取り組むためのプラットフォームを構築している。
このプロジェクトでは、単なる提言にとどまらず、実際の予算措置や法改正にまでつなげる粘り強さが光る。現場の切実な声を取り入れながら、官僚主導になりがちな政策決定プロセスに政治の主導権を取り戻す試みとして、党内でも高く評価されている。今後の展開次第では、党の看板政策へと発展する可能性を秘めている。