潤沢な予算と何百人ものスタッフを抱えるメジャー作品だけが勝利する時代は終わった。近年、SNSや配信プラットフォームを賑わせているのは、個人や小規模チームが手掛けた低予算のアニメーションやインディーゲームだ。
彼らの武器は、アイデア一発で画面を魅了する尖った構図設計にある。例えば、一人称視点(POV)を極限までローアングルに固定したまま展開する接近戦や、2Dのフラットなイラストを幾何学的に配置したスタイリッシュな対戦シーン。レンダリングコストをかけられない制約が、逆に誰も見たことがない構図を生み出す原動力となっている。