さくらんぼを扱う上で絶対にやってはいけないNG行動が、「保存する前に水洗いすること」です。さくらんぼの表皮には、果実自身を守る天然のワックス成分(ブルーム)が存在します。洗ってしまうとこの保護膜が流れ落ちる上、軸の付け根の窪みに残った水分からあっという間にカビが発生し、果皮が実割れを起こします。
さくらんぼを洗うタイミングは、必ず「口へ運ぶ直前」に限定してください。また、野菜室から取り出してすぐに食べるよりも、食べる10〜15分前にボウルへ氷水を張り、さっと潜らせて表面を冷やすと、果肉が引き締まり最も甘みが引き立ちます。冷やしすぎず、常温でぬるくもなっていない絶妙な冷涼感を味わうのが一番の贅沢です。