インターネット上の掲示板等で「タイマー点滅時はコンセントを何度も抜き差しすれば直る」という言説を見かけますが、これは大きな誤解であり危険な行為です。
短時間に何度も抜き差しを繰り返すと、突入電流によって正常だった室内外の制御基板に過度な負荷がかかり、トドメを刺す形で基板を完全にショートさせてしまうリスクがあります。強制リセットは「1回抜いて3〜5分放置し、1回差し直す」というプロセスを厳格に守り、それでも直らなければそれ以上の抜き差しは避けるのが鉄則です。
また、「冷媒ガスが抜けただけなら補充すれば安く直る」という認識も正確ではありません。配管接続部のパッキン劣化や室内外機の熱交換器に腐食孔が空いている場合、漏れ箇所を特定して溶接修理や配管引き直しを行わなければ、ガスを再充填しても数週間で再び抜けてしまいます。ガス漏れエラーの修理費用が高額化しやすいのはこのためです。