セルフで行うマグネットネイルの成否は、プレパレーション(下準備)とベース作りに加え、「1本ずつ塗布して磁石を当て、即硬化する」というスピード感にかかっています。マグネットジェルに含まれる磁性粉末は、ジェルが未硬化の流動的な状態でのみ正確に動くためです。
基本的な施術ステップは以下の通りです。
- サンディングと油分除去:自爪の表面を整え、エタノールやプレプライマーで油分・水分を完全に拭き取ります。
- ベースジェルの塗布・硬化:ベースジェルを均一に塗り、LEDライトで既定時間硬化させます。
- ベースカラーの塗布(任意):発色を深めたい場合、ブラックや乳白色などのベースカラーを薄く塗って硬化します。
- マグネットジェルの塗布:ジェルを撹拌(ボトルタイプは軽く転がす)し、適量をムラなく塗布します。※ここではまだ硬化しません。
- 専用磁石の照射:磁石を爪の表面から2〜3mmの距離まで近づけ、光を集めたい方向へ数秒間キープします。
- すばやく仮硬化:光のラインが決まった瞬間にLEDライトへ入れ、5〜10秒ほど照射して模様を固定します。
- トップジェルの塗布・完全硬化:トップジェルで表面の凹凸を包み込み、完全硬化させて仕上げます。
5本同時に塗ってからまとめて磁石を当てようとすると、最初に塗った指の粒子が沈降して動かなくなります。「1本塗る→磁石を当てる→即硬化」のサイクルを徹底することが、サロン級のクリアな奥行きを生む最大の鉄則です。