「グレースーツに合わせる靴は黒か茶色か」という論争は、着用シーンのフォーマリティ(格式)によって明確に答えが出ます。
・黒靴(ブラックカーフ):
フォーマル度が高く、チャコールグレーやダークグレーと抜群の親和性を誇ります。ストレートチップや内羽根プレーントゥなら、重要会議や謝罪訪問、式典など一切の隙を見せられない場面で真価を発揮します。
・茶靴(ダークブラウン〜バーガンディ):
ミディアムグレーやライトグレーに華やかさと柔らかさを付加します。ただし、明るすぎるライトブラウンは足元だけが浮いてしまい、軽薄な印象を与えかねません。「ダークブラウン」または深みのある「ミュージアムカーフ」を選ぶのが大人の品格を保つセオリーです。
なお、革靴の色とレザーベルトの色味・質感を統一することは、スーツ着用時における不変の絶対原則です。