オンライン空間、とりわけX(旧Twitter)やショート動画で頻繁に見かける「シャバい」という単語。現代の文脈において、この言葉は「ダサい」「弱気だ」「格好悪い」「気合が入っていない」といったネガティブな評価や自虐を表現する若者言葉として機能している。
たとえば、友人同士で遊びの計画を立てていて直前でキャンセルした際、「お前、土壇場でシャバいな」と茶化したり、自分の服装の決まらなさを「今日の自分、シャバすぎる」と自虐したりする。かつての荒々しい威嚇のニュアンスは薄れ、コミュニケーションをスムーズにするための「ツッコミ」や軽妙なネタとして消費されている点が、現代のトレンドにおける最大の特徴と言える。