道の駅の歩道橋を渡ると、そこには神話の舞台となった白兎海岸の観光スポットが広がります。白い砂浜と岩礁に砕ける白波のコントラストは美しく、国の天然記念物「白兎海岸海浜植物群落」としても指定されています。2010年代に「恋人の聖地 鳥取白兎」として認定されて以降、海岸を見下ろすモニュメント前はカップルの記念撮影スポットとして賑わいを見せています。
隣接する白兎神社は、大国主命と八上姫の婚姻を取り持った神話から、日本最強クラスの白兎神社の縁結びスポットとして全国に知られます。社務所で授与される「結び石」を鳥居の上に投げ上げて乗せる風習や、本殿へと続く参道に並ぶ可愛らしい兎の石像に小さな結び石を奉納する光景は日常的なものとなっています。また、美麗な兎が描かれた白兎神社の御朱印や御朱印帳を目当てに参拝する愛好家も後を絶ちません。
当駅を語る上で欠かせないのが、かつて駅頭で来訪者を迎えた名誉駅長 白うさぎ命(みこと)の存在です。本物の白うさぎが駅長を務めるという愛らしい取り組みは多くのメディアで報じられ、旅人に癒やしを提供し続けました。その温かなもてなしの精神は、現在のスタッフの接客や施設内の随所に見られる兎の装飾へと確実に継承されています。