アルトサックスのフラジオ運指完全解説!出ない理由と最新の攻略法

アルトサックスのフラジオ運指完全解説!出ない理由と最新の攻略法

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フラジオの運指には、1つの音に対して世界中で何十通りものバリエーションが存在します。手の大きさや管体のメーカー、マウスピースの組み合わせによって鳴りやすさが異なるため、まずは基本となる代表的なフィンガリングを押さえ、自分のセッティングに最も馴染むものを探す作業が欠かせません。実用性の高い標準運指を音域別にまとめました。

音名(記譜音)おすすめ運指(フィンガリング)特徴・鳴らし方のポイントHigh G(ソ)オクターブ + フロントF + サイドB♭(またはBisキー)最も多用される基本運指。フロントFの開き具合と舌のアーチ位置が成否を分ける。High G#(ソ#)オクターブ + フロントF + 左手2番 + サイドCHigh Gからスムーズに移行しやすい。ピッチがぶら下がりやすいため息のスピードが必要。High A(ラ)オクターブ + 左手2番・3番 + 右手1番・2番 + サイドCフラジオの中で比較的倍音が当たりやすい音。初心者最初のターゲットとして最適。High B♭(シ♭)オクターブ + 左手1番・3番 + 右手1番 + サイドB♭音抜けが良く明るい響きが得られる。ビッグバンドのリードアルトで頻出。High B(シ)オクターブ + 左手1番・3番 + 右手1番・2番・3番抵抗感がやや強くなるため、喉の奥を広げて息の太さを保つ意識が重要。High C(ド)オクターブ + フロントF + 右手1番・サイドC最高音域のアタックには明確な舌のポジション設定と高い息の圧力が必須。

楽器のメーカー別に見ると、セルマー(SELMER)のサックスは伝統的にフロントFキー周りや左手フォーク運指の倍音レスポンスが俊敏で、オーセンティックなクラシック・ジャズ運指との相性に優れています。一方、ヤマハ(YAMAHA)のカスタム系モデルは管体全体のピッチバランスが非常に均一に設計されているため、サイドキーを併用した複合運指でもピッチが狂いにくく、安定したアタックが得られやすい傾向にあります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。