自分好みに仕上げたマシンも、日本の厳格な保安基準に適合していなければ公道を走行できません。ランクル200のカスタムで特にチェックされるランクル200カスタム車検基準のポイントは3点に集約されます。
1. 直前側方視界基準(直前直左)のクリア
リフトアップによって車高を上げると、運転席から車両直前および左側方の死角が増加します。「運転席から高さ1m・直径30cmの円柱を視認できること」という保安基準を満たすため、フロントカメラおよびサイドカメラの増設と専用モニターの配置が実質的に義務付けられます。
2. オーバーフェンダーの構造変更手続き
ワイドタイヤを収めるために装着するオーバーフェンダーですが、車検証に記載された全幅から片側10mm(左右合計20mm)を超える拡大がある場合、ランクル200オーバーフェンダー構造変更(記載事項変更または構造等変更検査)の申請が必須です。構造変更を行わずに公道を走行すると不正改造とみなされるため、管轄の運輸支局で実測検査を受け、車検証の数値を更新しなければなりません。
3. マフラーの騒音規制と認証プレート
迫力あるV8サウンドを求めるランクル200マフラー交換車検対応品選びでは、年式による規制の違いに注意が必要です。2010年(平成22年)4月1日以降に生産された車両には「加速走行騒音規制」が適用されるため、JASMA認定プレートまたは性能等確認済表示(認証マーク)が刻印されたマフラーでなければ車検を通過できません。前期型用のマフラーを中期・後期型へ流用する際などは、認証適合の可否を必ず事前確認してください。