国内のコミュニティやSNS、掲示板等におけるプレイヤーの声を分析すると、コマンドに対する評価は「バグ対策の神ツール」という賛辞と、「サバイバルの面白さを破壊する諸刃の剣」という戒めの2つに二極化しています。
オープンワールドゲーム特有の現象として、アップデート直後やMOD導入時に「恐竜が地面を突き抜けてロストした」「地形の隙間に挟まって餓死するしかない」といったトラブルが少なからず発生します。プレイヤーの手記や検証ポストでも、「ghostとforcetameがなければ数百時間分のブリーディング個体を救出できなかった」「理不尽なゲーム挙動への防衛手段としてコマンドは必須」という見解が圧倒的多数を占めます。
一方、ゲームデザイン心理学の観点から見ると、ARKの面白さは「資源を集め、リスクを冒して恐竜を麻酔し、長い時間をかけてテイムに成功する」という遅延報酬型(努力の対価として得られる達成感)のドーパミンサイクルに依存しています。初見プレイ時から安易に「forcetame」や「giveitem」を連発してしまうと、あらゆる障害がボタン一つで解決するため、急激なモチベーション低下(いわゆる「飽き」)を引き起こすことが実証されています。