わざマシンも使えず、自力で覚える技は「はねる」「たい当たり」「ジタバタ」のみ。攻撃力は無に等しく、戦闘に出しても逃げ出すか倒されるのが関の山だ。初代『赤・緑』をリアルタイムで体験した世代なら、ハナダシティ近くのポケモンセンターで「500円」で売りつけられたあの胡散臭いおじさんを覚えているだろう。
詐欺に遭ったような虚無感。しかし、辛抱強く手持ちの先頭に出し、1ターン目で即座に引っ込める地道な作業を繰り返した者だけが、レベル20で「報い」を受ける。画面が白く光り、あの重厚な進化BGMが鳴り響く。現れたのは、タイプ「みず・ひこう」、種族値合計540を誇る圧倒的凶暴性の塊、ギャラドスだ。