ベイリーフは単なる香り付けにとどまらず、古くから薬草(メディカルハーブ)としても重宝されてきました。その特徴的な香りを生み出している主成分がシネオール(ユーカリプトール)です。シネオールには高い抗菌・抗酸化作用があり、清涼感のある香りが胃腸の働きを活発にして消化を促す効果が期待されています。
さらに、リラックス効果をもたらすリナロールや、抗炎症作用を持つオイゲノール、ピネンといった複数の揮発性精油成分がバランスよく含まれています。これらの成分が複合的に働くことで、食欲不振の緩和や血行促進、肉料理を食べた後の胃もたれ軽減などに力を発揮します。
葉そのものを大量に食べるスパイスではないためビタミンやミネラルを直接補給する用途には向きませんが、煮汁に溶け出す精油成分が体に優しく作用し、料理の消化吸収をサポートする優れた効能を備えています。