ダイソーの菓子売り場でひときわ活気を放っているのが、子どもたちの目線の高さに広がるダイソーの駄菓子コーナーです。中でも消費者の心を掴んで離さないのが、「4個で100円」「3個で100円」「2個で100円」といった複数個を組み合わせて購入できるバイキング形式の什器です。
かつて街の駄菓子屋で10円〜30円で売られていたラムネ、マシュマロ、うまい棒、グミなどが整然と並ぶこのエリア。特にダイソーのお菓子4個100円の対象商品は、1個あたり実質25円(税抜)という驚異的な設定です。近年、近隣の駄菓子屋が次々と姿を消す中、ダイソーは子どもたちにとっての「初めての買い物体験の場」としてのインフラ的役割も担っています。
大手100円ショップ各社における100均お菓子比較を行うと、それぞれの戦略の違いが浮き彫りになります。セリアはおしゃれな手作り製菓材料や雑貨性の高いパッケージに強みを持ち、キャンドゥは駅前立地を活かしたオフィス向け小袋菓子に注力しています。これに対し、ダイソーは圧倒的な店舗面積を活かした駄菓子什器の立体展開と、子どもから高齢者までを網羅する全方位の品揃えで競合を大きく引き離しています。