急激な開発は、時に古い街並みを破壊する。しかし、ここでは少し異なる動きが見られる。地元有志や若手建築家たちが中心となり、築100年を超える町家や古民家をモダンに再生するプロジェクトが活発化しているのだ。古い梁や柱をそのまま活かし、内部に最新のWi-Fi設備やコワーキングスペースを導入した施設が人気を集めている。
ただ壊して新しいビルを建てるのではない。歴史的な価値を残しながら、現代のニーズに適応させる。この「ソフトな開発」こそが、現在のトレンドだ。ITスタートアップのオフィスや、こだわりの日本茶を提供するカフェなど、個性的なスポットが路地裏に隠れ家のように点在している。