かつて人通りが途絶えがちだった旧市街の一角。そこが今回のプロジェクトの舞台だ。地元の若手起業家たちと行政がタッグを組み、遊休地をクリエイティブに再開発したことで、この巨大な飲食ゾーンが誕生した。暗かった路地裏に明かりが灯り、街全体の防犯性や回遊性が劇的に向上したことは言うまでもない。
単に店を集めただけではない。出店する店主たちの多くは、厳しいオーディションを勝ち抜いた20代から30代の若き料理人たちだ。初期費用を極限まで抑えて挑戦できる「チャレンジショップ」としての側面も持たせることで、常に新しく、エッジの効いたメニューが提供されるエコシステムが構築されている。