みょうがを生で食べる方法の最大の醍醐味は、加熱によって失われやすい清涼感と歯切れの良さをダイレクトに五感で味わえる点にあります。みずみずしく新鮮なみょうがが手に入ったなら、細かく刻む前にぜひ試してほしいのが「生の丸かじり」です。よく洗ったみょうがを縦4等分程度のくし形に割り、上質な味噌やもろみ、あるいは少量のマヨネーズと七味唐辛子を添えるだけで、割烹料理の前菜に匹敵する潔い一皿が完成します。
手軽に晩酌のアテを揃えたい日のために、調理時間3分以内で完成する「みょうがの簡単おつまみレシピ」を厳選して紹介します。
・みょうがと塩昆布の無限ごま油和え:千切りにしたみょうが3本分に、塩昆布ひとつまみ、ごま油小さじ1、白いりごま適量を加えて和えるだけの王道レシピ。塩昆布のアミノ酸がみょうがのほのかな苦味を包み込み、ごま油のコクが風味を引き立てます。冷蔵庫で10分ほど寝かせると味が馴染み、ビールの杯が止まらなくなります。
・みょうがとツナの梅肉ポン酢和え:縦半分に割ってから斜め薄切りにしたみょうがに、軽く油を切ったツナ缶、叩いた梅干し1個分、ポン酢醤油小さじ1を合わせます。ツナの動物性たんぱく質とみょうがの爽やかさが合致し、ご飯のおかずにも日本酒のアテにも抜群の相性を誇ります。
・みょうがとちくわのわさび醤油和え:小口切りにしたみょうがと斜め薄切りにしたちくわを、少量の練りわさびと醤油で和えます。火を一切使わずに作れるため、真夏の暑い台所でも重宝するスピードメニューです。