どれほど優れたマスカラを手に入れても、塗布前のベースづくりを怠るとそのポテンシャルは半減する。プロの現場で実践されている秘訣はいたってシンプルだが、劇的な効果をもたらす。それは、マスカラを塗る直前に下まぶたやまぶた全体の余分な油分を徹底的に除去することだ。
綿棒やティッシュで軽く押さえた後、無色のルースパウダーをサラリと仕込んでおくだけで、皮脂の移動経路が物理的に遮断される。また、ビューラーでまつ毛の根元をしっかり立ち上げ、粘膜に直接塗料が触れないようにカーブを固定することも有効だ。このわずか15秒のプロセスが、夕方になっても濁りのない澄んだ目元を約束する。