Q1:大学のアドミッション・ポリシーの文章は、志望理由書に一言一句引用しても良いですか?
A1:引用そのものは禁止されていませんが、そのまま書き写すのは避けるべきです。「貴学のアドミッション・ポリシーに共感しました」という記述は内容が空虚であり、評価されません。ポリシーの文言を自分の経験や目指す将来像の動詞に変換し、「私の〇〇という実践と問題意識は、貴学が求める〇〇という受入方針に合致する」という文脈で論理的に結合させてください。
Q2:アドミッション・ポリシーが複数項目ある場合、すべてに触れる必要がありますか?
A2:すべてに無理をして触れる必要はありません。大半の大学では3〜5項目のポリシーを提示していますが、字数制限(多くは800〜1,200字)の中で全てを網羅しようとすると、各論が薄くなり抽象的な駄文になります。自らの強みや高校時代のエピソードと最も強く紐づく1〜2項目に焦点を絞り、具体的かつ深く論述する方がはるかに高い評価を得られます。
Q3:まだ将来の夢や研究したいテーマが明確に決まっていない場合、どう書けばいいですか?
A3:未定のまま抽象論で誤魔化すのは危険です。現時点で興味のある学問領域を1つ仮決めし、その分野に関する入門新書や大学のシラバスを数冊リサーチしてください。「大学に入ってから考えたい」ではなく、「現時点では〇〇の仮説に関心があり、貴学の〇〇講義を通じてこの課題を追究したい」という仮のゴールを設定して書くことが、説得力ある構成を組み立てる不可欠なプロセスです。