ネット上の掲示板やSNSでは、封印に関する誤った情報や都市伝説が少なからず拡散されています。現場で頻発しているトラブルと誤解の実態を整理します。
最も多い誤解が「リアのナンバーフレームを取り付けるために一時的に外して、両面テープや接着剤で戻せば問題ない」というものです。前述の通り、封印は内部の爪が噛み合う構造になっており、一度外したものは破壊痕が残るため再装着できません。接着剤で誤魔化して車検場や警察の検問に入ると、不正改造・封印毀損として即座に摘発対象となります。
また、高圧洗浄機を使った洗車時のトラブルも報告されています。至近距離からリアナンバーに向けて強烈な水圧を当てた結果、薄いアルミキャップが変形・脱落してしまうケースです。さらに、月極駐車場などでのいたずらによる封印の剥がし被害も存在します。たとえ第三者の悪意による破損であっても、公道を走行する責任は車両使用者に帰属するため、「被害者だからそのまま乗って良い」という免責は通用しません。傷や浮きを発見した時点で、速やかに仮ナンバー手配や再封印の段取りを取る必要があります。