Q1:どうしても今「霧の浮舟」に近い味を食べたい場合、一番近い市販チョコは何ですか?
A1:完全一致する製品は市場にありませんが、食感の「エア感」を味わうなら輸入食品店や一部スーパーで扱われているネスレ「エアロ」、あるいは江崎グリコ「カプリコのあたま」が候補になります。一方、「微細な口どけの質感」を重視するなら、板チョコではなく高品位な生チョコレートや、冬季限定のメルティーキッス(明治)のように融点を極端に下げた製品を選ぶのが最も満足度が高くなります。
Q2:なぜネスレの「エアロ」は生き残り、「霧の浮舟」は消えてしまったのですか?
A2:最大の要因は「世界規模のスケールメリット」と「ブランドのポジショニング」です。ネスレはグローバル企業として世界各国でエアロの製造ラインと原材料調達網を保有しており、大量生産によるコスト削減が可能です。また、エアロはファミリー向け・カジュアルスナックとして広く認知されていたのに対し、霧の浮舟は日本国内限定の情緒的ブランドであり、購買層が限定的だったため、棚割り競争で不利に働いたことが挙げられます。
Q3:ロッテのお客様相談室に再販の要望を送ることは効果がありますか?
A3:実際に2009年と2013年の復刻は、お客様相談室やSNSに寄せられた熱心なファンの要望がきっかけとなって実現しました。メーカー側も過去のヘリテージ(遺産)ブランドの価値は常に把握しており、消費者の熱狂的な声が一定数集まることは、将来的な周年記念企画や限定プロジェクトを動かす上で極めて有力なデータとなります。