実際にWizから営業を受けた企業担当者や個人、そして元社員たちが現場で目撃した実態はどうなのか。知恵袋、X(旧Twitter)、転職口コミサイトの生々しい証言を紐解くと、評価が綺麗に二分されている事実が浮かび上がる。
まず、個人や飲食店などの小規模事業者からの声として圧倒的に多いのは、アプローチ手法に対する戸惑いだ。
「店舗の固定電話に『通信費が安くなるプランの案内』と突然かかってきた。NTTの公式サポートのような口調で話が進み、詳しく聞いたらWizという代理店だった。話自体は詐欺ではないが、最初の名乗り方が紛らわしくて断った」(30代・飲食店オーナー)
一方で、コスト削減やITツールの導入で恩恵を受けたユーザーからの肯定的な意見も存在する。
「オフィスのWi-Fi環境の刷新と新電力への切り替えをまとめて提案してもらった。相見積もりを取ったが、初期費用の割引やキャッシュバックの適用条件を細かく調整してくれたため、結果的に月額通信費が2割ほど下がった。担当者のレスポンスは異様なほど速かった」(40代・製造業経営者)
また、現場の元営業社員の手記や告白からは、同社特有のインサイドセールス現場の過酷さと熱気が生々しく伝わってくる。
「朝礼のテンションは完全に部活の全国大会。ホワイトボードにその日の架電目標と獲得目標がびっしり書かれ、インカムをつけてひたすら受話器を握る。断られるのが当たり前の世界なので、メンタルが削られる日も多かったが、アポイントが取れた瞬間はフロア全体から拍手が湧き起こる。あそこで培った度胸とトークスキルは、他社に転職した今でも間違いなく武器になっている」(元中途営業社員・20代後半男性)
このように、営業を受ける側にとっては「突然かかってくる強烈なアプローチ」であり、働く側にとっては「心身を極限まで試される営業道場」という構図が、Wizのリアルな一面を物語っている。