矢沢心と夫・魔裟斗の出会いは、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックなものでした。当時19歳だった矢沢心が運転していた愛車が路上で故障した際、偶然通りかかって救いの手を差し伸べたのが、当時まだ無名に近かった若きキックボクサー・魔裟斗でした。
当初は共通の知人を交えた友人関係からスタートしたものの、次第に惹かれ合い交際へ発展。魔裟斗が格闘技界の頂点を目指す過酷な減量期やスランプの時期を、矢沢心は献身的な栄養管理とメンタルケアで支え続けました。同棲生活を経て、2007年2月11日に晴れて入籍。華々しいK-1のリングで世界王者へと駆け上がった魔裟斗の傍らには、常に勝利を信じて祈りを捧げる矢沢心の姿がありました。
公の場で見せる魔裟斗のストイックな野性と、それを受け止める矢沢心の深い母性。2人の関係は、単なる恋愛関係を超えた「戦友」としての強い絆で結ばれていきました。