Q1:梨状筋症候群のテストで痛みが出たら、すぐにストレッチをしても大丈夫ですか?
A1:テスト時に鋭い電撃痛や足先までの強いしびれが走った直後は、神経が過敏な炎症状態にあります。その場ですぐに強く引き伸ばすのは避け、まずは楽な姿勢で横になり局所を安静にしてください。ジンジンとした痛みが落ち着いた段階で、強度の低いストレッチから慎重に再開するのが安全です。
Q2:レントゲンやMRIで「骨には異常がない」と言われたのに、お尻と太ももが激痛です。梨状筋症候群の可能性はありますか?
A2:大いにあります。一般的なレントゲンは骨しか写らず、腰椎MRIも腰の断面を中心に撮影するため、骨盤の奥にある梨状筋の硬化や癒着は写りません。画像で異常がないにもかかわらず坐骨神経痛が続く場合こそ、梨状筋症候群や深層外旋筋群の機能不全を疑い、徒手検査やエコー検査を行う専門医への相談が推奨されます。
Q3:デスクワーク中にできる梨状筋症候群の予防策はありますか?
A3:椅子に座った際、膝が股関節よりもわずかに低くなるように座面の高さを調整し、骨盤を立てて座ることが基本です。また、30分に1回は立ち上がるか、椅子の上で片足を反対側の膝に乗せて背筋を伸ばし、軽く上体を前傾させる「座位梨状筋ストレッチ」を15秒ほど行うだけでも、持続的な神経圧迫を大幅に軽減できます。
Q4:梨状筋ブロック注射は痛いですか?また何回くらい打つ必要がありますか?
A4:現在の主流であるエコーガイド下の注射は、極細の針を用いて目標部位をリアルタイムで確認しながら行うため、採血と同等程度のチクッとした痛みに抑えられます。軽度〜中等度であれば1〜3回程度の施術と適切なリハビリの併用で劇的に症状が寛解するケースが多数を占めます。