ニトリ傘下に入ったことで、「従来のシマホの良さが消えて全てニトリ製品に置き換わってしまったのではないか」という懸念が一部で囁かれていました。しかし、現場のフロアマップと商品ラインナップを精査すると、実際には「両者の強みを掛け合わせた住み分け戦略」がとられていることが分かります。
リニューアル後の売り場では、収納ケース、キッチン小物、寝具・カーテン(NクールやNウォームなど)といった低価格で実用性の高い日用雑貨領域にニトリ製品が集中的に導入されました。一方で、島忠が長年培ってきた国内有名メーカー(カリモク家具、シモンズ、フランスベッドなど)のプレミアムな家具コレクションは2階を中心にしっかりと維持されています。
「手頃な消耗品やインテリア雑貨はニトリ価格で手に入れつつ、長く使うメインベッドやダイニングテーブルは高品質な専門家具を選ぶ」という、1つの店舗内でのクロスユースが成立しているのが現在の姿です。