この論争において、しばしば誤解されているポイントがいくつかあります。その代表的な神話を紐解いていきましょう。
誤解①:「きのこの山はたけのこの里の廉価版・下位互換である」
実売数でたけのこがリードしていることから、ネット上できのこが格下扱いされる場面が見受けられます。しかしこれは事実無根です。歴史的にはきのこの山が4年先輩であり、アポロチョコの生産設備を有効活用するアイデアから誕生したパイオニアです。原材料費の観点でも、カカオ分を多く含むチョコレート自体の配合比率はきのこの方が高く、原価面では決して引けを取りません。
誤解②:「公式が勝敗を決着させ、論争は完全終了した」
2019年の総選挙後、両党の党首が握手を交わす「終息宣言」や「協定調印式」が行われました。しかし、これは明治のエンターテインメント演出の一環です。明治の公式見解としては「両者が切磋琢磨することでブランドが成長する」というスタンスを貫いており、永久に白黒をつける意図はありません。現に、期間限定フレーバーやコラボ企画において今なお両者の対比構造は活用され続けています。