刑事ドラマの醍醐味といえば、対照的な性格の2人が反発し合いながらも信頼を深めていくバディ(相棒)関係です。1話完結のテンポの良さと縦軸の重厚なストーリーテリングが同居する名作群は、ファンの熱烈な支持を集めています。
20年以上にわたり国民的人気を誇る相棒シリーズは、杉下右衛門(水谷豊)という孤高の天才警部と、歴代のパートナー(亀山薫、神戸尊、甲斐享、冠城亘)が織りなす関係性の変遷が大きな見どころです。社会派テーマからオカルト、密室劇まで守備範囲の広さは群を抜いており、刑事ドラマ神回まとめとして語られる名エピソードが数多く存在します。
近年で特に高い評価を獲得したバディ刑事ドラマといえば、『MIU404』(TBS系)が挙げられます。機動力と野生の勘を武器にする伊吹藍(綾野剛)と、冷静沈着な元捜査一課の志摩一未(星野源)による疾走感あふれる掛け合いは、現代社会が抱える歪みや倫理観を浮き彫りにし、国内外で大きな反響を呼びました。