ネット上やSNSの相談掲示板で散見される「ムラシャンを使ったら髪が緑色(マット化)になってしまった」「全く黄ばみが消えない」というトラブルには、明確な科学的理由が存在します。
1. 髪が緑色に濁る「補色とベース明度」のミスマッチ
紫シャンプーの目的は、補色(反対色)の関係を利用して黄色の色素を中和することです。しかし、髪の脱色が不十分で「オレンジ・赤み」が強く残っている12〜13レベル前後の髪に、青みが強烈なムラシャン(グッバイイエロー等)を使用すると、黄色+青=緑の原理でくすんだカーキ色に濁ってしまう現象が発生します。ベースの赤みが強い場合は、紫単体ではなく「シルバーシャンプー」や「アッシュ系シャンプー」を併用するか、十分な明度までブリーチを進める必要があります。
2. 「普通のシャンプーと同じ使い方」による染色不良
「毎日使っているのに黄ばみが消えない」という失敗の多くは、皮脂汚れが付着した状態のままムラシャンを泡立て、すぐに洗い流してしまうことに起因します。ムラシャンは洗浄剤としての役割よりも「染料を髪の表面に吸着させる」機能が主です。事前の予洗いや放置時間の設計を怠ると、十分なブリーチ髪 黄ばみ消し 効果を得ることはできません。