Tボーンステーキの部位と違いを徹底解剖!焼き方やポーターハウスとの差までプロが解説を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
レストランや通販サイトを見ていると、「ポーターハウス」や「Lボーン」という名称を目にすることがあります。これらはすべて同じショートロインからカットされますが、「ヒレ肉が占める幅と割合」によって明確に区別されています。
米国農務省(USDA)の基準をはじめとする食肉業界の一般的な規格では、骨から計測したヒレ肉の厚み・幅によって以下のように厳格な基準が設けられています。
肉の名称ヒレ肉の基準(幅・割合)特徴と味わいの傾向価格帯・希少価値ポーターハウスヒレの幅が約3.2cm(1.25インチ)以上、全体の約3割以上ヒレのボリュームが非常に多く、最高峰の満足感。ショートロインの後方(牛の尻側)からわずかしか取れない。最も高価格(100gあたり1,800円〜3,500円前後)Tボーンヒレの幅が約1.3cm(0.5インチ)以上3.2cm未満サーロインとヒレのバランスが良く、骨からの旨味もしっかり抽出される標準的なカット。標準(100gあたり1,200円〜2,200円前後)Lボーンヒレが約1.3cm未満、またはほぼ消失している状態骨がL字に見える。実質的に「骨付きサーロインステーキ」であり、脂の旨味と赤身のコクを豪快に味わう部位。比較的手頃(100gあたり900円〜1,600円前後)
ショートロインというひと塊の部位において、頭側に近い部分はヒレが細くなり(Lボーン)、尻側に近づくにつれてヒレが太くなります(ポーターハウス)。この解剖学的な構造の違いを理解しておくと、レストランでのオーダー時やお取り寄せ通販の選定時に思い通りの肉を選びやすくなります。