「オレはいいけど、YAZAWAが何て言うかな?」「世間はオレに何を求めてるか、オレが一番知ってる」など、数々の伝説的な名言を残してきた矢沢永吉。こうしたフレーズはパロディの対象にもなりやすく、好き嫌いが分かれる大きなポイントです。
否定派からは「自己陶酔が過ぎる」「テレビ向けの作られたキャラクターで痛々しい」と揶揄される一方、エンターテインメント業界の関係者からは「究極のセルフブランディング」として極めて高く評価されています。
彼が語る「YAZAWA」とは、単なるナルシシズムではなく、「大衆が求める完璧なロックスター像を裏切らないためのプロフェッショナルな規範」に他なりません。本人が素の自分と「商品としての矢沢永吉」を客観的に切り離しているからこそ生まれた言葉であり、そのストイックなキャラクターの真相を知ることで、アンチからファンへと転じる音楽ファンも少なくありません。