ホークスの物語を語る上で避けて通れないのが、超常解放戦線の幹部・トゥワイス(分倍河原仁)との悲劇的な対峙です。仲間思いで根は心優しいトゥワイスの人間性を理解し、更生を信じて投降を呼びかけたホークスでしたが、仲間を守るために暴走する彼の「無限増殖」は国を滅ぼしかねない脅威でした。葛藤の末、ホークスは冷徹な判断でトゥワイスを討つ選択を下します。
この一件は荼毘の手によって世間に拡散され、ヒーローによるヴィラン殺害として世論から激しい批判を浴びる引き金となりました。自らを「泥を被る役」と割り切り、社会の平和のために汚れ役を引き受け続けた彼の覚悟が浮き彫りになった瞬間です。
一方で、幼少期からの憧れであったエンデヴァーとの関係性は、物語を通じて深固な絆へと昇華していきました。過去の家庭問題や荼毘の告発によって失意の底に沈んだエンデヴァーを、ホークスは誰よりも近くで支え続けました。「俺が見てきたエンデヴァーさんは、間違いなくヒーローだった」と背中を押し、精神的支柱としてNo.1を再起させた二人の関係は、単なる先輩後輩を超えた真の戦友と呼べるものでした。