トレーニング前の栄養補給において最も重要なのは、体内の筋グリコーゲンを満たし、カタボリック(筋分解)を未然に防ぐことだ。コンビニで手に入る食品の中でも、即効性と消化吸収スピードに優れたアイテムが勝敗を分ける。
ワークアウト開始の60〜90分前であれば、消化負担の少ない「鮭おにぎり」や「たらこおにぎり」がベストだ。具材に含まれるアミノ酸と、米由来の上質な炭水化物が持続的なエネルギーを筋組織に送り届ける。海苔の食物繊維すら消化の妨げになると考えるシビアな層には、塩むすびや赤飯という選択肢も根強い支持を集めている。
一方、セッション開始まで30〜45分しか残されていない切迫したシチュエーションでは、固形物選びにより一層の繊細さが求められる。ここで頼りになるのが「バナナ」や「大福・みたらし団子」などの和菓子だ。脂質が極限まで抑えられた和菓子は、血中グルコース濃度を素早く押し上げ、高重量を扱うための瞬発的なパワーソースとなる。