これまで結婚式当日の記録といえば、プロカメラマンによる公式なウェディングフォトが中心であり、ゲスト視点の写真は個別のやり取りに依存していた。主流だったLINEは手軽な反面、一括送信による画像の自動圧縮で画質が劣化する問題が常につきまとった。さらに、グループ作成に伴うアカウント交換の心理的ハードルは決して低くない。
Instagramのストーリーズやハッシュタグ投稿も一時ブームを巻き起こしたが、非公開アカウントの壁が立ちはだかる。プライベートな交友関係をオープンにしない参列者が増えた結果、タグ付けされた投稿はごく一部に偏り、全体像をすくい取るには至らなかった。こうしたプラットフォームごとの摩擦を解消し、「アプリ不要・登録不要・ワンアクション」で完結するアクセス導線として浮上したのがQRコードの活用だった。